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融資の心得

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借りるのは困ってからでいい?

「今は資金に困っていないので、困ってから借りればいい」と考えている経営者は結構多いです。
無借金経営を目差し、借金は悪と思われているようです。

何年も事業を進めて行くと、資金繰りがきつくなる場合が出てきます。
資金がギリギリ状態になったり、自転車操業の状態になったりすると、融資を受けることがかなり難しくなります。

赤字の会社、お金がない会社に金融機関は融資を行いません。
返済能力が低いと判断されてしまうからです。

会社が元気なうちに、資金に余裕があるうちに融資を受け、潤沢なキャッシュ(資金)を確保してください。
資金確保は経営者の最優先業務です。

金利が負担になるのでは?

今はまだ低金利時代です。
最近では高くても金利は2~3%です。

新型コロナ対策支援での融資では1%未満になる場合も多くあります。
今だと市区町村などがさらに金利を負担をしてくれますので、ほぼゼロ(当初3年程度)になります。

苦しくなったら融資は難しくなります。
会社が元気なうちに、順調なときに融資を受けるべきです。
金利はいざという時のための保険と考えましょう。

経営者が目指すべき!
・自己資本を強化
・潤沢なキャッシュ

(参考)
自己資本=自分で調達した資金。資本金や法定準備金、余剰金などの純資産を示します。
他人資本=自分以外から調達した資金。借入金、買掛金、未払金、支払手形など。

いくら借りられる?

よく聞かれるのは「いくら借りられる?」という質問です。

貸し出す立場になってください。
「借りられるだけ借りたい」などと融資先に言えば、一発で審査に落ちます。禁句です。
また、言われた金額をホイホイと貸すことはありません。

借りられる金額はズバリ「返済可能な金額」となります。
これは借りる側の代表者が考えることです。

まずは金融機関が重要視する「融資の目的」(何に使うか)をハッキリさせてください。

そして、年間の返済金額、さらに返済期間(年数)を決めてください。
そうすればおおよその借りたい金額が決まるはずです。

売上のxxヶ月分とか年間利益のyy倍、さらには難しい用語を使って有利子負債キャッシュフロー倍率で融資額が決まるとは考えないでください。

確認ですが、返済が不可能な状態だと根本的に融資は難しいです。
返せない相手にお金を貸す人はいません。金融機関は友達ではないので。

以上

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